【看護師ブログ】マダニによる感染症『SFTS』にご注意を⚠|お知らせ|堺市東区・美原区で動物病院をお探しの方はひがし動物病院まで



お知らせ

【看護師ブログ】マダニによる感染症『SFTS』にご注意を⚠

2021年8月5日

こんにちは☀

暑さが本格化してきましたね💦

飼い主さまも動物さんも熱中症にはくれぐれもお気をつけ下さい😫

 

さて、タイトルにある『マダニによる感染症』についてお知らせします。

『重傷熱性血小板減少症候群(SFTS)』という病気をご存知でしょうか?

最近、ニュースでも取り上げられることがあるのでご存知の方もいらっしゃるかと思います。

SFTSとは、SFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれてしまうことで感染する病気です。

潜伏期間は、6日から2週間と言われています。

SFTSの犬猫の症状は発熱、元気・食欲の消失、血小板の減少などがあげられます。

そしてこの感染症は、人にも感染してしまう病気です。

実際に、人が犬、猫から感染し死亡したという事例も発生しています。

致死率は、犬:約29% 猫:約60% 人:約20%ととても高く怖い感染症だということがわかります💦

今のところ、有効なお薬もなく症状に対する治療法しかありません。

犬猫の予防法は、マダニを予防できるお薬がありますので出来るだけ年中での予防をおすすめします。

さらに、草むら等に入った時はブラッシングをしてあげて体に付着していないか確認するとより効果的です。

もし、体にマダニが付着していた場合は無理に取ってしまうとマダニの一部が体内に残ってしまったり、取ったところが化膿してしまうことがあるので

無理に取らずに、見つけたらなるべく早く動物病院で取ってもらいましょう。

SFTSについてご不明な点がありましたら、当院スタッフまでお気軽にご相談下さいね😊

ひがし動物病院

堺市東区日置荘北町3丁11-37

☎072-247-5922