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【看護師ブログ】寒くなってきたこの時期に気を付けたいこと👆
2020年10月24日
こんにちは😊
朝晩と昼間の寒暖差が厳しくなってきましたね❄
ヒトでも体調を崩しやすいこの季節、ワンちゃんやネコちゃんも例外ではありません!
今回は寒い季節によく見られる病気や注意事項について簡単にご紹介します🐶🐱
①泌尿器疾患
膀胱炎や血尿などの症状を起こしやすくなります。
寒くなったことで飲水量が減少したり、あまり動かなくなってしまうことが原因です。
日頃から尿の回数や色に変化がないかどうか観察をしましょう。
また、お水を入れる器を増やしたり、ウェットフードをまぜたりするなど、
水をなるべく沢山摂取させる工夫をすることも重要です。
尿に血が混じる、トイレに何度も行くが尿が出ていないといった様子が見られたら
お早めに当院にお越しください。
②椎間板疾患や関節疾患
寒いと体が強張ってしまい、血の巡りが悪くなって筋肉が固くなってしまいます。
筋肉は関節ととても密接な関係にあり、筋肉が固くなって関節も固くなってしまうことで
痛みなどの症状として現れます。
寒がりな子には服を着せたり、室内の温度を下げないよう暖房器具を使用して
体が冷えないようにしましょう。
抱き上げようとするとギャンと鳴く、動きたがらない、後ろ足に力が入らないといった
様子が見られたらお早めに当院にお越しください。
③風邪や呼吸器疾患
気温の低下や空気の乾燥でウイルス
が飛散しやすくなります。
また、鼻や喉のバリア機能が低下して免疫力が下がり、ウイルス感染しやすい時季でもあります。
ワクチン接種で予防出来るものもありますが、ネコちゃんの場合子猫の時に感染していると
「日和見感染」といって免疫力が下がった時に症状がでてくることもあります。
こまめに換気を行ったり、室内を乾燥させないよう加湿器を使用してください。
また、ワクチン接種をしていると重症化を防ぐことができますので必ず1年に1回行いましょう。
目やにや鼻水、くしゃみ、咳などの様子が見られたらお早めに当院にお越しください。
以上が寒くなった時に起こりやすい代表的なワンちゃんネコちゃんの病気です。
人でもよく見られるものが多いですよね!?😲
何か少しでも普段とは違う様子が見られたら、どんな些細なことでもけっこうですので
お気軽にご相談下さい😊
ひがし動物病院
☎072-247-5922
大阪府堺市東区日置荘北町3丁11-37