お知らせ・コラム

こんにちは、ひがし動物病院です。

今回はネコのトイレ環境のお話をしようと思います🐱

ネコに多い“尿石症”は寒い冬に多くなる傾向にあります。

もうすぐ訪れる冬に備えて

一度ご自宅のネコちゃんのトイレの様子を確認してみてください⛄

トイレの形状や砂の種類によってネコの好みが大きく関わるため

その子に合ったトイレを選ぶことがとても重要になってきます。

好みに合わない・ストレスが多いトイレを使い続けると 排泄を我慢することにつながり、

尿石症や膀胱炎のリスクがあがる要因のひとつになってしまいます。

室内でネコのトイレを設置する際、いくつかのポイントがあります。

ネコちゃんの性格や飼い主さんのライフスタイルなどを考慮して

双方が使いやすいかたちを考えてみましょう。

💡ポイント💡

1⃣ トイレ場所 →性格に合わせて設置場所を考えてあげましょう。

 　　　　　　　 例えば、・音に敏感な子‥ＴＶや音が出る家電から距離を取る

　　　　　　　　　　    ・人の動きが気になる子‥リビングなどは避け、往来が少なめの場所を選ぶ

　　　　　　　   トイレを一ヵ所にまとめるのではなく、複数の部屋に分けて置くこともひとつです。

2⃣ 大きさ →ネコの体長1.5倍以上。トイレの中でネコが動きやすい大きさがオススメです。

3⃣ 数 →理想はネコの頭数＋1個 とされています。

　　　  排泄物が残っていたり、同居猫が使用している場合に我慢してしまう子がいます。

4⃣年齢に合った工夫→シニアネコは高さのあるトイレに入りにくくなる子がいます。

　　　　　　　　　　段差やスロープを付けてあげるなどの工夫も必要です。

ペットショップやインターネットを見てみると

本当に様々な形のトイレや砂が販売されており

どれが良いか悩んでしまいがちですが、

ひとつの種類にこだわらず、あえて複数の種類を置いてあげたり

好みに合わせて変更してみることもひとつです。

ネコちゃんの排泄に関して普段から気にかけておくことで、

回数の変化や排泄中の様子の異変など、体調の変化に気付くきっかけにもなりますので、

一度おうちのネコちゃんについて改めて確認してみてください。

また、「なかなか水を飲まない」「トイレ以外でおしっこをしてしまう」などについて

ネコちゃん用の経口補水液やサプリなど、ご紹介できるものがありますので

病気のこと以外でも気になることがあれば診察にお越しください。

ネコちゃん健診の時期（12月～2月）には尿検査が一緒にできるプランもあります。

お気軽にご相談下さい🐈

ひがし動物病院

🏠大阪府堺市東区日置荘北町3-11-37

☎072-247-5922