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【看護師ブログ】ノミ・マダニから愛犬・愛猫を守ろう!

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ノミ・マダニ

こんにちは😆

ひがし動物病院です🐾

 

桜のシーズンが終わり、いよいよ本格的に暖かい春の到来ですね🌷

わんちゃんにとってはお散歩しやすい時期ではないでしょうか🎵

ねこちゃんも窓際で日向ぼっこするのにちょうどいい気温ですね🌞

 

さて、暖かくなると活発になってくるのは動物だけではありません😣

ノミ・マダニにとって、これからは繁殖のピークを迎えます💦

今回のブログは、ノミ・マダニに関するお話をさせていただきます🤗

 


 ◆ノミ・マダニはどこでつくの?

ノミ・マダニは公園や河原など、緑の多い場所に多くいます

わんちゃんが散歩で草むらに入ったりすると体にくっついてきます

また、ノミはヒトが身体や靴につけて家に持ち帰ってしまう事もあり、室内で繁殖を繰り返して大変なことになりますので、

室内飼いで全く外に出ないからと言ってリスクがないわけではありません

ノミは気温が13℃を超えると発育可能なので、冬場でも少し暖かい日や室内では繁殖してしまいます


 

◆ノミ・マダニからうつる病気って?

ノミによる病気

貧血:ノミの多数寄生で貧血を起こすこともあります

瓜実条虫症:瓜実条虫はノミが媒介してうつる病気です

瓜実条虫が体内にいるノミをわんちゃんやねこちゃんが毛づくろいする際に食べてしまい感染します

多数寄生で下痢や食欲不振を起こします

ノミアレルギー性皮膚炎:ノミに対するアレルギー症状で、強烈な痒みを伴う皮膚炎です

マダニによる病気

貧血:多数寄生で貧血を起こすこともあります。マダニは1匹で約1ml吸血するというデータがあります

バベシア症:バベシアはマダニが媒介する寄生虫が原因の感染症です

バベシアが体内に入り込み感染すると重度の貧血や黄疸、血色素尿などが見られ、最悪の場合は死に至る恐ろしい感染症です

SFTS:別名「重症熱性血小板減少症候群」と言います

マダニが媒介するウイルスが原因の感染症で、ペットから飼い主に感染したと疑われる例もあります

SFTSはヒトが感染すると、発熱・下痢・嘔吐・頭痛・筋肉痛・神経症状・出血症状が引き起こされ、致死率は6.330%と報告されています

 

◆どんな薬があるの?

当院で取り扱いがあるノミ・マダニの予防薬の種類は以下の通りです💊

・チュアブルタイプ(犬)フィラリア予防を含むオールインワンタイプです

・フレーバー錠タイプ(犬)

・スポットタイプ(犬・猫)

どのお薬も1ヶ月に1回の投与で予防効果が持続します

 

ノミ・マダニは1年を通して感染リスクのある寄生虫です😣

1ヶ月に1度の予防薬で定期的に駆除することでライフサイクルをしっかり断ち切ることが重要になります


薬の相談など気になることがあればお気軽にお問合せくださいね💕

予防をきちんとして、恐い病気から愛犬・愛猫を守りましょう✊





ひがし動物病院

🏥堺市東区日置荘北町3-11-37

📞072-247-5922