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お知らせ・コラム
【犬猫と防災】災害から命を守る!ペットのための備えと避難のポイントを獣医師が解説
9月1日は「防災の日」です
もしも、突然の災害が起きたら...愛するペットを含めた家族の安全をどう守りますか?
近年、地震や豪雨、台風などの大規模な自然災害が多発しています。
ペットと一緒に避難所で過ごすことが困難な状況や、ペットとはぐれてしまう事例も報告されています。
今回は、大切な家族の一員であるペットと飼い主さんが、災害時も安心して過ごせるように、獣医師の視点から具体的な備え方をご紹介します。
大切なのは、「気持ち」と「物品」どちらもの準備をしておくことです。
ペットの防災対策:3つのステップ【ステップ1】
ステップ1:自宅での備蓄品を準備しよう(在宅避難)
自宅が安全なのであれば、自宅で避難生活を送りましょう
最低1週間は生活できる準備が必要です
日常から「ハザードマップ」を確認しておくことも重要です
<食料> 「いつもの食事+1-2週間分」
・飲料水:一日当たり、「人は3L、犬猫は体重1kgあたり100mL」を目安に7日分用意
・生活用水:トイレ、食器を洗う、ペットが汚れたなどで必要に。大きめのポリタンクがあると便利
・非常食:人の非常食は7日分程度を目安に
・ペットフード:ドライフードなら未開封のものを期限切れに注意してストック。療法食の子は特になくならないように注意
<健康管理・衛生用品>
・常備薬:心臓病や抗てんかん薬など、持病がある子はストックに注意
・非常用トイレ、おむつ、生理用品
・ペットシーツ、猫砂
・ウェットティッシュ、消臭スプレー
・ブラシ、ドライシャンプー
・ゴミ袋
<身元証明・情報>
・ペットの写真(最近のものを複数枚)
・かかりつけの動物病院の連絡先、診察券
・マイクロチップの登録番号
・ワクチン接種証明書
・持病や投薬状況などを記載したメモ
<その他>
・キャリーバッグ、リード、首輪、ハーネス
・食器、おもちゃ
・ガムテープ(ケージ補修やメモ書きに使える)
・カセットコンロ、ガスボンベ
・ランタン、ヘッドライト
・モバイルバッテリー、大容量バッテリー
ペットの防災対策:3つのステップ【ステップ2】
ステップ2:避難時に持ち出す「非常用持ち出し袋」を準備しよう(同行避難)
「非常用持ち出し袋」には、約1日ほど生活できるだけの必要物資を用意します
災害時の移動の際には両手がふさがらない方がいいので、持ち運びしやすい大きさのリュックが便利です
ワンちゃんやネコちゃんも連れてになるので、サイズにも注意しましょう
「非常用持ち出し袋」にあると便利なもの
・飲料水(人・ペットとも1日分)
・非常食(人:1日分、ペット:2〜3日分)
・救急セット+常備薬
・首輪・リード・ハーネス
・携帯トイレ
・ウエットティッシュ
・ペットシーツ、ゴミ袋
・ヘッドライト
・モバイルバッテリー
・防寒具・マスク
・着替えや下着
・身元証明の書類や写真のコピー
ペットの防災対策:3つのステップ【ステップ3】
ステップ3:災害時の避難方法と心構え
●「避難」することが重要
避難所だけではなく、とっさの時の安全な場所を知っておきましょう
普段から付き合いのある親族、知人のお家や、安全であれば在宅避難を検討しましょう
●避難所では...
現状、多くの避難所では、ペットと離れて過ごすことが一般的。
対策として、
事前に自治体の避難ルールを確認しておく。
ペットと車中泊になる可能性も考慮し、車での避難方法も考えておく。
●ペットとはぐれないために
マイクロチップの装着を強く推奨。
首輪に連絡先を明記した迷子札や鑑札をつける。
●日頃からの訓練が重要
普段からキャリーバッグやクレートに慣れさせる訓練
「待て」「おすわり」などの基本的なしつけ
他の動物や人に慣れさせる訓練
Q&A:よくある質問
Q1. 避難所でペットが鳴いてしまったら?
A. 無理のない範囲で、日頃から「無駄吠え」を抑えるトレーニングを行うことが大切です。
Q2. 避難所に入ることを断られたら?
A. あらかじめ複数の避難先を検討しておきましょう(親戚や友人の家、ペットと泊まれるホテルなど)。
Q3. 災害発生時、仕事中でペットが家にいる場合は?
A. 信頼できる知人や近隣の飼い主さんと「緊急時のお互い様リスト」を作成しておくと安心です。
まとめ
ペットの防災対策は「万が一」に備えるための大切な愛情表現です。
今日から少しずつ、備蓄品を準備したり、避難訓練を始めてみましょう。
当院では、ペットの防災に関するご相談も承っております。お気軽にご来院ください。
大阪府堺市東区日置荘北町3-11-37
ひがし動物病院
TEL:072-247-5922

